県内中小企業景況天気図
県内中小企業景況天気図 2023年度
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2023年11月分
前年同月との比較
好転 +30≦DI |
やや好転 +10≦DI<+30 |
変わらず -10<DI<+10 |
やや悪化 -30<DI≦-10 |
悪化 DI≦-30 |
売上高 | 在庫数量 | 販売価格 | 取引条件 | 収益状況 | 資金繰り | 操業度 | 雇用人員 | 景況 | |
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製造業 | |||||||||
非製造業 | - |
業界レポート
《製造業》
【化学・ゴム】
輸送機器向けは順調な出荷状況が続いており、工作機械、半導体向けの前年並みの実績で推移している。自動車のEV化は、製造工程の変化に伴うガス使用量の減少が予想され将来への不安が大きい。
【一般機器】
自動車の生産が好調にも係わらず、長引く円安と材料費・エネルギー費高騰、人件費上昇が響いて、殆どの会員企業では収益向上に繋がっていない。採用活動でも人材が思う様に採れていない様である。
【電気機器】
売上は減少傾向。反面在庫は減少傾向で資金繰りは好転。来期4月以降も同じ傾向であれば、人員削減等の具体的な対策を打つ必要がある。
《非製造業》
【卸売業】
古紙市場は国内における回収の低下傾向が続いている。品種別では特に新聞古紙、雑誌古紙の回収量が大幅な減少となっている。こうした供給の低下を受けて市中問屋ヤードの古紙在庫は低水準となっている。古紙輸出は数量的には年初より前年同期比でプラス傾向が続いている。市況は夏場までは下落していたが秋需期に入ってからは上昇基調となってきている。円安も古紙輸出市況面ではプラス要因となっている。国内における紙・板紙製品の需要低下は古紙の発生ならびに消費を減少させる要因ともなっている。季節的にはこれからの年末環境においては市中の発生も上向いてくことが見込まれているが前年同期比でみると古紙の需給はマイナス基調が続いている。
【建設業】
工事は最盛期に入ってきたが、公共、民間共に小規模で効率が悪く、操業度は低下し、高収益に繋がらない状況である。
【商店街】
今月は、毎週土日祝にイベントが開催され、商店街は大いに賑わった。それに伴い、飲食店には入店者が多く、売上の増加に繋がったと思われるが、物販等の店舗には殆ど効果はなく、イベントの取り組み方など今後の課題が残った。