県内中小企業景況天気図
県内中小企業景況天気図 2023年度
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2023年8月分
前年同月との比較
好転 +30≦DI |
やや好転 +10≦DI<+30 |
変わらず -10<DI<+10 |
やや悪化 -30<DI≦-10 |
悪化 DI≦-30 |
売上高 | 在庫数量 | 販売価格 | 取引条件 | 収益状況 | 資金繰り | 操業度 | 雇用人員 | 景況 | |
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製造業 | |||||||||
非製造業 | - |
業界レポート
《製造業》
【紙・紙加工品】
各社の取扱い製品によって、バラツキが大きくなっている。ただ段ボールは、全体として悪化してきている。物価上昇で衝動買い等が少なくなり、物の動きが減っているのが要因の1つである。
【電気機器】
得意先の在庫調整のため、売上は下降気味。在庫数は、以前の発注分が入荷して売上が下がったため、増加。資金繰りも悪化している。売上減少に伴い、人員も一部削減している。
【輸送用機器】
半導体不足の解消から生産が回復傾向にあるが、エネルギーや原材料価格の高騰が企業の収益を圧迫し、倒産企業も出ている状況。併せて人手不足継続中。年末に向け、動向が心配である。
《非製造業》
【卸売業】
8月24日に海洋放出を開始したALPS処理水の風評被害が現実になった。中国の全面禁輸、香港の10都県からの禁輸措置は三陸・常磐エリアだけでなく、全国の水産地域に影響を及ぼし始めた。行き場を失った水産物が内販に向かってくる可能性が高く、相場の暴落が懸念される。
【小売業】
7月からの流れで小売り、業務用とも堅調な動きを示す。特にホテルバンケットの伸びはすさまじく、名古屋市内のホテルで日柄の良い日を確保するのは困難な状況である。小売りについては、盆前に帰省客並びにその客を持てなす為の需要が昨年と比べると格段に増えた。
【サービス業】
単月売上は、前年度同期比101%程度であり、受注も130%とやや回復傾向にある。しかし、累計では売上が前年度比89%、受注が93%と依然下回っている。共同購買の売上も前年度比70%であり、業界全体としては回復基調にあるが、前年度より低迷しており、一昨年に近い状況と思われる。