県内中小企業景況天気図
県内中小企業景況天気図 2023年度
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2023年10月分
前年同月との比較
好転 +30≦DI |
やや好転 +10≦DI<+30 |
変わらず -10<DI<+10 |
やや悪化 -30<DI≦-10 |
悪化 DI≦-30 |
売上高 | 在庫数量 | 販売価格 | 取引条件 | 収益状況 | 資金繰り | 操業度 | 雇用人員 | 景況 | |
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製造業 | |||||||||
非製造業 | - |
業界レポート
《製造業》
【食料品】
10月は催事等も前年に比べたくさん開催され、業販関係は活況だったようである。製粉メーカーより小麦粉の値下げが発表されたが、約1割ぐらいの値下がりになりホッとしている。
【紙・紙加工品】
全体の段ボール生産は、概ね稼働日数は前年1日増の影響から前年比100%前後の見込みであるが実質は前年割れの状況が続いていると推測される。売上が増加している背景は、価格転嫁による影響である。
【輸送用機器】
売上高は、増収先が増えてきたが、相変わらず5%前後の減収先や5~10%増収先等があり、バラツキがある。収益性、資金繰りはほぼ横ばいで特段の問題は見当たらない。
《非製造業》
【卸売業】
振込手数料の負担に係る折衝が増加。健康経営認定への関心が高まっており、取引先、金融機関、保険会社から取り組みを勧められることが増加した。運送に関し、運賃の引き上げ、依頼から配送までの時間の長期化など、状況は厳しくなっている。展示会の開催が増加、大規模な展示会も開かれており、集客も順調。インボイスの対応は一巡も、不明点、行き違い、不備の確認等で時間がとられている。
【サービス業】
景況は、当組合の地域としては、悪い判断だが旅館により良いとするところもあり、組合内での格差が大きくなってきた。
【運輸業】
6月から前年売上を下回ってきたが9月、10月は下げ幅大きくなってきた。但し、暇という感じでもなく日によって受注件数のムラが激しい。組合員は一部の地域では人手が足りず、一部の地域では人手が余るようになり、こちらも地域差でムラがある。このまま景気が悪くなるのはないかと心配している。