中小企業の元気を応援します 愛知県中小企業団体中央会

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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2023年度

2023年1月分

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 変わらず 変わらず やや好転 変わらず 悪化 やや悪化 変わらず 変わらず やや悪化
非製造業 変わらず やや好転 やや好転 やや悪化 やや悪化 変わらず 変わらず やや悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【繊維工業】

昨年は仕事が切れるときもあったが、今年はずっと織機は稼働している状態である。例年次シーズンの冬物は5月の連休明けから始めるが年々そのスタートが早まっている。

【紙・紙加工品】

3年振りに行動制限のない年末年始であったため、観光地向けの土産物、デパート等の帰省用手土産の箱が好調であった。反面、量販店で扱う家庭用食品向けは期待ほどではなかった。

【化学・ゴム】

大幅に上昇する電気料を含めたエネルギーコストが原価を押し上げ、収益悪化が顕著となっている。出荷量、販売額ともに減少傾向で価格転嫁も進んでいない。

《非製造業》

【卸売業】

原材料の高騰及び電気、ガス等エネルギーコストの上昇、輸送コストの上昇と急激な円安の影響により、物価上昇が続いており、我々のような中小零細企業では、従業員給料の大幅な増加には厳しいものがある。

【サービス業】

コロナ禍の行動制限の緩和により、おしぼりの出荷本数は増加している。但し、燃料、資材の高騰等により、実質的な利益に繋がらず、依然として厳しい状況が続いている。

【建設業】

この時期は例年同様年度末竣工の物件が増加しているが、その増加傾向も限定的であり、他方では引き合いの減少も見られるなど先行きは厳しい。