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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2022年度

2022年12月分

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 変わらず 変わらず 好転 変わらず 悪化 やや悪化 変わらず 変わらず やや悪化
非製造業 変わらず 変わらず 好転 やや悪化 やや悪化 変わらず 変わらず やや悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【紙・紙加工品】

土産物関係が引き続き好調であるが、工業品関係が昨年並みであり、先行きが見通せない。来年からは材料がすべて値上りするため、コスト転嫁できるかが鍵となってくる。

【電気機器】

増収減益状況は変わらず。材料調達困難に伴う、在庫増加で資金繰りは悪化しているが、徐々に改善の兆しは見えてきた様子である。

【輸送機器】

売上は前年同月と変わらず、増減ゼロ。但し、設備投資が冷え込んだままで、この先も売上低迷が続く見通しである。特に、主力の鉄道車両関係の落ち込みが響いている。

《非製造業》

【卸売業】

原材料の高騰や電気エネルギーコストの上昇、輸送コストの上昇があったほか、急激な円安の動きで厳しい年であり、お客様に何度も値上げをお願いした年であった。今も自動車生産が半導体不足の影響を受けている。工作機械の回復のスピードは鈍化していると感じる。

【サービス業】

コロナウイルスの影響で一時休業店の再営業も多少あるが、商品値上げにより、経費の見直し等にて、売上減少が続いている状況。

【建設業】

年末のこの時期は、業務全般が多くなる傾向にあるが、ここ数年は先月に続き、今月もそうした状況ではない。その一方で、資機材、諸物価の値上げ、人手不足は以前より厳しい状況ある。