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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2022年度

2022年10月分

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 変わらず 変わらず やや好転 変わらず 悪化 やや悪化 変わらず 変わらず 悪化
非製造業 変わらず やや好転 好転 やや悪化 やや悪化 やや悪化 変わらず やや悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【化学・ゴム】

上昇傾向にある仕入価格の転嫁が遅れており、収益悪化が顕著となっている。工作機械向け以外、特に輸送機器向けは低調に推移している。

【電気機器】

リニューアルで仕事量は増えてきている。しかし、原材料の高騰、特に輸入関連が高騰している。問題はこうした高騰分を販売価格に転嫁できないことである。

【輸送機器】

原材料価格の高騰と自動車減産の影響が継続中。併せて足元のコロナ禍と半導体不足の影響も大きい。製造業にとって苦難の年末を迎える。先々不透明である。

《非製造業》

【卸売業】

カーメーカーの国内予想生産台数が秋から回復傾向とのことだったが、またまた部品不足が長引いているため減産となった。この影響が大きい。トヨタ自動車の生産現場で一部改造や修正の動きがあり、機械装置会社から受注の動きがあった。

【サービス業】

諸物値が高騰しており、特に電気代の負担がかなり重くなっている。客数は前年並みか若干上回っている施設が増えてはいるが、全体的にみれば厳しい状況は変わっていない。

【建設業】

年内完成の受注量増加が一部にみられるが、全体的には大きな変化はない。資機材をはじめもろもろの値上げが大きな問題となっている。