県内中小企業景況天気図
県内中小企業景況天気図 2024年度
2024年5月分
前年同月との比較
好転 +30≦DI |
やや好転 +10≦DI<+30 |
変わらず -10<DI<+10 |
やや悪化 -30<DI≦-10 |
悪化 DI≦-30 |
売上高 | 在庫数量 | 販売価格 | 取引条件 | 収益状況 | 資金繰り | 操業度 | 雇用人員 | 景況 | |
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製造業 | |||||||||
非製造業 | - |
業界レポート
《製造業》
【食料品】
円安による輸入機材の高騰が続いており経営に影響が表れています。
【印刷】
デザイン業界的には、仕事量不足、短納期で価格値下げ交渉が多い。お客様の決算は概ね好業績なのに、景況感としては全く好転していないように思える。
【窯業・土石製品】
忙しい会社は、人手不足が問題となっていますが、雇用した場合のコストも問題となります。
《非製造業》
【卸売業】
本場青果仲卸の仕入・売上とも前月比で数%の減、前年同月比で10%程度の増であった。これは卸取扱高と同傾向であり、取扱量は減少しながら単価が上昇して見かけの取扱額がやや上がった実態の反映である。とくに輸入果物の単価上昇が顕著で、これは円安を背景にしているので、買い負けて輸入できなかったものも多くなっていると推察される。2023年度食品等流通調査の結果が伝えられた。卸売市場関係者などに対する、いわゆる価格転嫁の状況、物流2024年問題への対応に関する調査であった。労務費やエネルギーコストの転嫁が、とくにスーパーとの間で十分に進んでいないことなどが報告されている。
【小売業】
新車の納車遅れから買取車の減少、オークションの出品台数も減少傾向にあり相場も高騰している。小売ではリセールバリューの高い車種を購入する消費者が多くなっている。
【サービス業】
GWで外食する人も増えたが、仕入価格の上昇により、相変わらず厳しい状況にある。販売価格の値上げを検討する一方で、高齢により事業を継続することを断念する事業所も増えてきている。