中小企業の元気を応援します 愛知県中小企業団体中央会

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県内中小企業景況天気図

県内中小企業景況天気図 2018年度

2018年2月分~販売価格の格差拡大

前年同月との比較

《凡例》

好転

+30≦DI

好転

やや好転

+10≦DI<+30

やや好転

変わらず

-10<DI<+10

変わらず

やや悪化

-30<DI≦-10

やや悪化

悪化

DI≦-30

悪化

売上高 在庫数量 販売価格 取引条件 収益状況 資金繰り 操業度 雇用人員 景況
製造業 変わらず 変わらず やや悪化 変わらず やや悪化 変わらず 変わらず 変わらず やや悪化
非製造業 やや悪化 変わらず やや好転 変わらず やや悪化 変わらず やや悪化 やや悪化

景況の推移グラフ

業界レポート

《製造業》

【食料品】

小麦粉が値上がりしたにもかかわらず、大手4社が値上げしない為価格転嫁ができていない。3月末には組合員が2社廃業するようである。組合の運営も厳しくなると思われる。

【鉄鋼・金属】

鋼材加工において、前年同月比売上は材料上昇分程度増加している。価格転嫁はほぼ出来ており、収益面も若干向上している。鉄鋼価格は引き続き強含みである。

【電気機器】

受注物件が少なくなっており、販売価格の下落に拍車をかけている。この状況が当面続くのではないか。

《非製造業》

【卸売業】

2月に入って鶏肉相場はやや下げ気味に推移して、当面相場は弱含みで行くと思われる。

【小売業】

一部メーカーにナフサの高騰を理由に価格改定(値上げ)の動きが出て来ている。2月の段階では影響はないが、今後の動向が気になるところである。

【サービス業(地質調査)】

2月の完成高は、前年同月比114%と順調に稼働出来た。今期の累計でも115%となり、順調に推移している。組合員の業況も、共同購買で考えると、2月累計前年比で108%となっており、完成高と同様の傾向を示しており、「比較的順調」と想定している。