和裁教室は、五年生に進級した児童たちが、裁縫道具を購入して初めて学ぶ被服の授業として開かれた。
組合員たちは「ミシンと違って簡単にほどくことができるので、布をリサイクルできる。物を大切にする日本人の心が込められています」を和裁のよさを紹介した。
裁縫歴四十年以上を誇るベテラン和裁士もおり、熟練した針さばきでお手本を披露。児童たちは手ぬぐいを使って並縫いに挑み、真剣な表情で取り組んでいた。
(中日新聞)