平成21年9月18日(金)〜20日(日)、「第26回尾張名古屋の職人展」が、名古屋市中区栄にあるオアシス21「銀河の広場」とNHK名古屋放送センタービル「プラザウェーブ21」の2会場で開催されました。今回の職人展には、名古屋市を中心とした愛知県の団体・個人が出店。晴天に恵まれ、3日間で約13万4千人余りの来場者がありました。
愛知和服裁縫業協同組合では、仕立の実演を3日間で6名が交替で行い、実演者の背後には、手拭いで作った浴衣、インドサリーで作った袋帯、ちゃんちゃんこ、身丈の短い着物に足し布をした着物など、写真パネルを展示しました。着物好きの方から直接声を掛けられる数少ない機会とあって、実演者が丁寧に対応する場面も数多くありました。
またあいちきものネットでは、ゆかた着方教室や巾着作りなどを行い、きものネットの活動をパネルで展示しました。
数年前までは展示や実演のみでしたが、販売もする業種が増え、例えば帽子屋さんが帽子をお買い上げの方にネーム刺繍のブースでネームを入れるイベントがあり、人だかりができるほどでした。和裁も関心を持ってくれる人が増すことを願いつつ、世情を現していると思いました。