「すごく楽しかったです」「先生がとてもやさしく、ていねいに教えてくださったので、ゆかたの着かたがよくわかりました」「今までむずかしいと思って毛嫌いしていたけど、この活動でゆかたが大好きになりました」これらは当校2年生の総合学習で、体験学習を終えた生徒の感想です。
総合学習での2年生のテーマは「人との交流〜地域に学ぶ」。「下條の着物」グループは、山野流着装教室の青木洋子先生、小川文江先生のご指導で、着物の歴史と浴衣の着付けについて体験を通しながら探究活動を展開しました。
着物の歴史では、着物の時代別変遷、全国着物生産地などの学習を通して、十日町が誇る着物についても理解を深めました。そして、着付け実習では、ゆかたや着物の着方、いろいろな帯の結び方などを、お二人の先生から文字通り手取り足取り、熱心にご指導をいただきました。おかげで、着物グループの生徒は、ポスターセッションでの学習発表会で、着物のよさ、実際の浴衣の着付けを堂々と発表していました。
ご協力いただいたこの学習活動を通して、生徒一人一人が着物の素晴らしさを認識し、一人で着物を着られるようになったことに感動していたことが印象的でした。