平成14年から引き続き(今年で3年目)幸田町立幸田中学校(愛知県の中央南部に位置する町)で、3年生の一学期の選択家庭科の時間に、浴衣の着付けを教えさせていただきました。昨年同様安城市の森下先生にお願いしてお手伝いいただき、授業時間も昨年とほぼ同じ8時間程度で2クラス実施しました。1クラスの人数は昨年より増加し、一方のクラスには男子生徒さんが6人おりました(昨年は4人でやや戸惑いもありましたが)。担当の家庭科の先生にも助けていただきながら、無事終了いたしました。
昨年も11月の「幸中文化祭」に参加し、やはりファッションショーをしました。振袖を着たいという生徒さんもおり、役を決める時大変でしたが、文化祭の前に1時間ほど授業時間を割いていただき、打ち合わせをしました。また、舞台上で着付けの実演を披露してくれる生徒さんたちは、授業後特別に練習をし、家でもかなりの練習を重ねてくれたようです。当日は多くの方に協力していただき、ショーを無事成功させることができました。今年も文化祭に参加する予定で、今からどのようなステージにしようかと思案中です。
昨年からは、夏休みに上手く着られるようになったため、夏祭りには自分で浴衣を着て出掛けた生徒さんも多々あったようです。近所の方から、「孫がお祭に自分で浴衣を着て出掛けたそうな」と嬉しそうに声を掛けていただき、苦労が報われた思いでした。
最近街中で浴衣を着た若い女性をたくさん見かけます。着物に携わっている者として喜ばしいことです。これからも少しでもお役に立てばという思いでいます。
こうた広報(町内全戸及び近隣の市町村の公共施設等に配布される広報誌)2月号の「町の先生」のコーナーに、着付けでボランティア活動していることを掲載していただきました。
鈴木美春(講師)
ステージを終えて出演者みんなでハイパチリ
文化祭では、留そでをきられてよかったです。結婚式は、ぜひきものでやりたいです。家庭科の選択をとってよかったと思います。
文化祭では、まちがえないでできたから良かったけど、写真にもうつれなくてショックだった。お祭とかでも、これからは自分でやりたいです。
反省は、今年のゆかたにしわをつけてしまったこと。来年はキレイにしまいます。