宝飯郡小坂井町立小坂井中学校では、東三和服裁縫業組合の有志組合員の協力で、6月から7月までの2ヶ月間、毎週金曜日に選択授業として生徒19名に指導しました。
海の日の祝日と終業式の午後の時間を含め25時間を使い、豊橋祇園祭(7月21日〜22日)に間に合わせるように採寸、裁断、標付けを準備し、7月20日にはほとんどの生徒が完成しました。
甚平やワンピースを作る生徒もいたり、1人で2枚も作る生徒、重ね衿やレースをつける生徒もいました。
私は今まで服を作ることもさいほうをすることもあまりなく、糸のあつかい方までもきれいにできないままでした。だけど、今回、はじめて自分のゆかたを思いきって作ってみて、本当によかったなぁと思っています。
ゆかた製作中も、ちょっとしたことで時間がかかってしまい、自分でも本当にできるのかなぁ…と心配になりました。また、休日に一日学校に来て製作をしたりとても大変で、遠い完成までに少し投げ出したくもなりました。しかし、完成したときの喜びは言葉にならないほどでした。色々な人からほめられたり、自分で作ったゆかたを着てお祭にもいけて、本当にうれしかったです。
町のお祭とピアノの発表会に来ていきました。似合うかとても心配でしたが、意外と似合っていました。似合うといえばピアノの発表会でペダルを使うので運動靴とゆかたで行ったら、もののみごとにあいませんでした。こういう時はどうしたらいいのでしょうか。げただと踏みにくくてだめでした。いいアイデアがあったら教えてください。