平成21年7月3日、刈谷市立刈谷東中学校で3年生の生徒を対象とし、日本の伝統文化(和装文化)に触れることを狙いとした「ゆかた着方教室」の授業が行われ、あいちきものネットの会員が講師を務めました。同校では恒例となり今年で4回目。男子129名、女子110名、合計239名が参加しました。
体操服を着た生徒が体育館に集合。男女に分かれて浴衣の着付けや畳み方を習いました。生徒からは「浴衣を着て、日本の文化に触れてとても楽しかった。」「素晴らしい日本の伝統をしっかりと残し、いろんな国の人たちにも日本文化を伝えてゆきたい。」「ゆかたを身につけると女性らしくなれる」という感想などがありました。
ほとんどの男子は浴衣を着るのが初めてで四苦八苦していましたが、女子は「夏祭りが楽しみ。」と笑顔を浮かべていました。
普段の学校生活で見るみんなの姿は制服か体操服なので、ゆかたを着ているみんなはすごく印象が違って見えました。ゆかたを着ると、いつものように走ったり歩幅が大きく歩けなくて、自然とお上品な振る舞いになるので自分でも不思議な感じでした。
ゆかたを一人で着るのはすごく難しいと思うけど、出来たらかっこいいなぁと今回思いました。
わたしはゆかたがすごく好きで、ちゃんと一人で着られる人はかっこいいなと思うので、今年の夏祭りでは一人で自分のゆかたを着てみたいなと思います。今年の夏はゆかたで大人っぽくきめていきます。男子のゆかたも見ていてかっこいいなーと思いました。
わたしはゆかたと甚平しか着たことがないけど、きものや十二単とかも着てみたいなと思いました。それから、ひそかに新撰組のようなはかまにも興味があるので、機会があったら着てみたいなと思います。