一クラスを受け持つと聞いた時に、中学の男子生徒が着物に興味を持っているのかな、と思っておりましたが、とても楽しい雰囲気の中、興味津々で着付けをしていました。短い時間で伝えたかったことの半分も伝えられなかったような気がしましたが、生徒さんは真剣に取り組んで最後には笑みもこぼれていました。女子生徒が「今度浴衣を着る時は一人で着てみたい」と嬉しそうに言っているのを聞き、日本の伝承美の授業が必要であると痛感しました。
近藤昌子(講師)
着付け本番では、浴衣が自分で着れるようになったらすごいなと思い、ワクワクしていました。そして着だしてみると、とても難しく、1回折るのでも「どっちむき?」とか聞いてました。いろんな方に手伝ってもらいながらもなんとか着ることができました。これじゃあまだ外を歩けないなとも思いながらも、とても達成感がありました。浴衣は日本の民族いしょうだという事を実感しました。
以前から浴衣(着物)などの和風がすごく好きで、興味があり、夏のおまつりとかお正月とかに時々着たりしていたのですが、何回練習しても上手にできず、最後はけっきょくおばあちゃんやお母さんにたのんで着せてもらっていました。今回とてもわかりやすく教えていただいたおかげで、浴衣がちゃんと着れるようになりました。お正月とかの初もうでの時着る着物も、これからおばあちゃんやお母さんに教えてもらって一人で着れるようにがんばります。