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環境について考えよう

自然エネルギー
平成23年秋号
世界中で導入が進められている自然エネルギー。
エネルギーの乏しい日本でこそ、自然エネルギーを!
太陽光発電
  すっかりおなじみの自然エネルギー。屋根にパネルを設置されている家庭も多くあります。広く、今まで何にも利用されていなかった屋根を有効利用できるので、家庭で導入しやすい発電機とも言えます。家庭や施設など、小規模の場所で力を発揮してくれます。
太陽光発電
風力発電
  設置できる場所は限られますが、比較的、建設費が安く、風エネルギーから電気エネルギーに変換する効率も良いため、世界中で急速な普及がされています。
風力発電
バイオマス発電
  植物は太陽の光を浴びて光合成をし、酸素と栄養分を生みます。動物は、植物を食べて、エネルギーを生み出します。糞尿にもまだ使い切れなかったエネルギーが残っています。
バイオマスとは、太陽のエネルギーが作り出した生物資源のこと。バイオマスには形は違えども、太陽光エネルギーが含まれており、これらを加工して発電や燃料として利用します。

・ 資源作物 サトウキビ、トウモロコシなど
・ 未利用バイオマス 間伐材、トウモロコシの芯など
・ 廃棄物系バイオマス 生ごみ、廃木材、廃食油など
バイオマス発電
小型水力発電
  水が流れる落差を利用した水力発電。既存の農業用水や小川に発電機を設置します。
水車をイメージしてもらうと良いでしょう。
地域で使用できる発電機です。

小型水力発電
地熱発電
  地中の奥深くには、マントルという温度の高い層があります。マグマがあり、この付近を流れる水は100度以上の高温になっています。この地水が地上に吹き出す水蒸気の力でタービンを回して発電します。
地熱発電
地中熱エネルギー
  地下温度は季節を問わず、一定の温度を保っています。
これを利用して、夏は熱を地中に放出し、冬は熱を取り出すことで、省エネにつなげることができます。
井戸水に触れたことはありますか?真夏は冷たく感じ、真冬は暖かく感じる人が多いでしょう。これは、地中の温度が一定しているため。
発電はしませんが、地中熱エネルギーの利用はこのような地下温度の特徴を活かして、エアコンや給湯など、空気や水を温めたり、冷やしたりする時に役立ちます。
また地中熱エネルギーを利用したヒートポンプシステムが、ヒートアイランド現象の対策にも一役を買うことになり、節電の面でも注目を浴びています。

地中熱エネルギー

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