日本経済が、いわゆる高度成長時代に入り、消費者皆様の食生活も著しく変化しました。 そのため、食肉の需要は急激に多くなってしまい、特にそれまで牛肉資源は、役用牛に依存して いたので、増大した需要を補う事も出来なくなりました。 そこで、輸入牛肉を全般的 に円滑に消費者に安定供給出来る機関の設立が強く要望される事になり、全国食肉販売業者が集まり、 全国食肉事業協同組合連合会(以下全肉連という)が、昭和41年4月に設立されました。
そこで、愛知県では県内主要食肉事業協同組合(名古屋・豊橋・尾張・知立・西尾・半田・東三河) が参集して、昭和42年7月26日に愛知県食肉事業協同組合連合会(以下愛肉連という)が、 愛知県内の食肉販売業者を基盤として設立されることになりました。
以後、愛肉連は昭和45年9月に倍額増資を実施、同年12月岡崎食肉事業協同組合が 新規加入、昭和46年度には包装食肉流通体系整備促進事業実施に伴う大幅増資により、 出資総額は1億1165万円となりました。そこで昭和46年10月海部郡佐屋町大字大野に土地6,234.9平米 を取得、昭和48年4月に愛肉連包装食肉センターを竣工し、食肉流通の基幹として今日に 至っています。