技能検定は働く人たちの技能や知識を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度です。 特級、1級及び単1級の合格者については厚生労働大臣名で、2級、3級については都道府県知事名で合格証書が交付され、技能士の称号が与えられます。 工業塗装に関する検定には、金属塗装作業と噴霧塗装作業があります。いずれも実技試験と学科試験があり、両方に合格したものが技能士となります。 受験資格は塗装に関する職業訓練校や大学等を卒業している人を除き、すべて実務経験で決まっています。2級は実務経験2年で受験できます。また、1級は2級合格から2年または実務経験7年が必要です。金属塗装作業には実務経験があれば受験できる3級があります。 受験申請の受付は4月上旬〜4月中旬で、実技試験は、6月中旬〜8月上旬、学科試験は、7月下旬から8月下旬です。愛知県工業塗装協同組合では、試験の前に両作業の実技と学科の講習会を開催しています。組合員以外の方でも受講することができますので詳しくは当組合にお問い合わせ下さい。 |
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実技試験概要 |
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[金属塗装作業]この検定は塗装工程の基本的な技能について課題が設けられています。 特に素地調整や調色など仕上がりに影響する作業にも重点が置かれています。
[噴霧塗装作業]この検定は塗装機器の扱いに重点が置かれています。 特に基本となるスプレーガンの扱いが重要視されています。
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技能検定講習会 |
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組合では、金属及び噴霧塗装の技能検定に対応した、実技及び学科試験のための講習会を実施しています。本試験に沿った内容を基本に、実務経験豊富な講師陣が指導します。
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