前年度の文化祭と同様に、今年も浴衣の着付けということで参加させていただき、ありがとうございました。
今年の我々のテーマは「コミュニケーション」。これを今回のテーマとして、帯結びの中では細帯を使い、二人一組になり、にぎやかで楽しい教室の雰囲気の中で手順を進行してまいりました。
今年は生徒さんのみならず先生方にも一緒に参加していただきました。皆さん試行錯誤しながら頑張ってくださいました。最後の帯結びでは、初めてなのにもかかわらず個性のある作品ができ、とても可愛く仕上がったことにびっくりしました。
私たちと同じように作品が完成するとやはり嬉しいらしく、出来上がってからみんなに見せるために子どもたちが教室を一回りしたときの表情がとても輝いて見えました。
一生懸命教えた生徒が成長する(できなかったことができるようになる)時、私の心の中にはなんともいえない感動とぬくもりが湧いてきます。こういった体験は、子どもたちはもちろん我々指導者にとっても貴重な財産になることでしょう。
今年もこんな気持ちにさせてくださった学校の諸先生方、そして生徒の皆さん。本当にありがとうございました。
関戸澄子(講師)
生徒の皆さん一人一人が、浴衣を自分自身で着装できたことでとても嬉しそうだったのが印象的でした。私の説明や指示に対して的確に動いてくれるので、とても素直でいい子たちだなあと思いました。子どもたちの一生懸命さが伝わってきたせいもあって、私もついつい歳の差を忘れてエネルギッシュに教授してしまいました。
とても充実した一日でした。ありがとうございました。
木村二三子(講師)
今回は生徒自身で「帯結び」を行うということで、前回にも増して生徒さんたちはとても真剣に取り組んでいたと思いました。
生徒の作品一つ一つがとても個性的で、中にはとてもユニークな表情を見せるものがあり、私にとって新しい発見でもありました。有意義でとても楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。
市原成美(講師)
「先生ー! 先生ー!」と、助けを呼ぶ子どもたちに引っ張りだこにされた一日でした。その叫びが不思議とパワーをみなぎらせ、疲れも忘れてがむしゃらにやりこなすことができました。今後もこれを励みに着付けの技術向上に励みたいと思います。ありがとうございました。
木村孝子(講師)
子どもたちの想像力というか可能性は計り知れないものがありますね。
帯の結び方一つとっても、型に囚われず自分のセンスで結んでいく。その結果我々が想像もしないような素晴らしい作品が生まれていくことにとても感動を覚えました。
完成した後、嬉しそうに浴衣姿を見せに走っていく光景は、私にとって今でも大きな宝物として思い出に残っています。ありがとうございました。
柴田綾子(講師)
今回私の中で、先生方が参加してくださったことがとても印象的でした。その場の空気がとても和やかになり、楽しくできました。やはりできた時の子どもたち(着ていただいた先生方)の喜ぶ顔を見ると、私の方にもその感動がひしひしと伝わってきました。とても嬉しかったです。
あの時の笑顔を心に焼き付け、またの機会を楽しみにしています。ありがとうございました。
柴田淑子(講師)